選ばれる理由
脳梗塞後遺症改善治療10年、のべ約700人の実績
私は柔道整復師の資格を取得して14年、そのうち10年ほどは脳梗塞の後遺症に苦しむ患者様の治療に携わってきました。
脳疾患の患者様だけで、のべ700人は診ています。
理学療法士とは違う観点で、たくさんのお客様に接しているうちに気づいたことは、やはり従来のパワーリハビリでは限界があるということ。
それを知ったからこそ、現在取り組むAMZ療法のような、新しい考え方の治療を模索し、たどり着くことができたと感じます。
AMZ療法に出会い、全く異なった考え方で患者様に触れることにより、治療は大いに変わりました。
とはいえ、たとえ効果の高いAMZ療法でも、誰が行っても同じというわけではなく、施術の経験値により差が生じます。患者様一人ひとりの体の作りが違うので、試行錯誤しながらポイントを探らなければいけません。実際の現場では、患者様の反応を見ながら、手の感覚を研ぎ澄まして効果のあるポイントを見つけていきます。こうした積み重ねが今日の技術に結びついています。
また、従来の考え方とは違う脳梗塞リハビリを始めたことで、普段の整骨の施術でも生かせることがありました。
たとえば、膝や腰が痛いと訴える患者さんに対して、その箇所や、関連する所だけを治療する対処療法を行うだけでなく、もしかしたら根本的な痛みは脳が生み出しているのではないか、と考えるようになったことです。
人の体はまだまだわかっていないことがいっぱいあります。ですから、西洋医学的な思い込みや固定観念に囚われず、広い視野による施術が必要です。
今後も患者様がラクになってもらえることをゴールとして、整骨院だからこそできるアプローチを続けていきたいと考えています。
自費診療だからこそ結果にこだわった最新の施術を
残念ながら、脳梗塞の後遺症を発症前の状態に100%戻せるか、と尋ねられたら、それは難しいと言わざるをえません。しかし、だからといって、そこですべてを諦めてしまうのも違うと思うのです。
夢や希望は、毎日を生きる糧となります。ですから、100%元に戻すのは無理でも、1歩ずつでも前進していこうという気持ちが何よりも大切です。
その気持ちを持ちづけるうえで重要なのが、小さな変化を感じるということ。少しずつでも確実な変化を感じられれば、それはリハビリ継続の大きな心の支えになることでしょう。
百彩整骨院が、AMZ療法による脳梗塞リハビリを行っている一番の理由は、訓練型のリハビリよりも、患者様自身がこうした“小さな変化”を感じられる可能性が高いことです。
保険が使えるデイケアやデイサービスでのリハビリは、「これ以上悪化させない」という大義名分のもと、担当者も特別な責任を負っているわけではありません。ある意味、この担当者たち自身が現状維持を目的にしている状態とも言えるでしょう。そして、こうしたリハビリを続けることで将来的にもっと違う不調が現れたとしても、もちろん、その担当者を責めることもできません。
私たちは違います。
患者様に負担をかけて、自費診療で施術をお引き受けするからこそ、それなりの結果を出すことにこだわりますし、そうでなければ当院にいらっしゃる患者様は満足されないことでしょう。
だからこそ、患者様に効果があると考えられる施術は積極的に取り入れます。
たとえ100%の状態に戻すことができないとしても、目の前の目標に向かう患者様と一緒に、諦めずに立ち向かっていきたいのです。
これが、自費診療を行う当院の責任だと感じています。
前向きな声がけで元気が出る治療院に
脳梗塞のリハビリは先が長く、ゴールが明確には見えません。たとえるなら、山頂の見えない山をひたすら登っているような状態です。
ゴールまでの見通しが立っていれば、人は頑張る力が湧いてきますが、逆に延々と山の中をさまよっていると希望が持てず、一気に落ち込んで、気力を失ってしまいます。
そんなとき、もしそばで応援してくれる人がいたら、少しは救われるのではないでしょうか。
私は「先が見えないリハビリ」のパートナーです。ですから、患者様を誰よりも精一杯応援する気持ちで寄り添うことを心がけております。
些細なことかもしれませんが、治療院はいつも明るい雰囲気に、また、患者様が少しでも前向きな気持ちになれるよう声がけをするなど、サポーターとしてできることは何でも全力で取り組みます。
脳梗塞の後遺症の苦しみは、それを背負うご本人にしかわかりません。
イライラすることもあるでしょうし、投げやりになってしまうこともあるかもしれません。
しかし、「病は気から」という言葉の通り、ご本人が前向きな気持ちを持っていれば、人の体はときに大きな奇跡を起こすこともあるのです。
不安な気持ちを抱える患者様、そしてそのご家族の方が、訪れるだけで元気が出てくるような治療院をめざし、環境を整えています。
施術中のコミュニケーションを大切にしています
当院の脳梗塞リハビリの治療時間は90分〜と、他の施設や治療院よりも少し長めの設定になっています。
その理由は、施術で体のケアをするだけでなく、現在のお体の状態について丁寧にヒアリングしたり、きちんとご説明したりする時間を設けられるからです。
また、1回の施術時間が長いことで、患者様といろいろなお話をさせていただくことができます。
そうすると、自然とお互いの心の距離も縮まります。
私自身、リハビリのパートナーとして、また一人の人間として、やはり患者様のパーソナルな部分を理解できているほうが、より熱量を持ってサポートし続けられるのです。
先が見えにくいリハビリだからこそ、患者様と私の間には、信頼関係や絆が本当に大切だと感じます。
安価なリハビリ施設や流れ作業で訓練を行う施設では、こうした1対1の付き合いはあまり実現できないのではないでしょうか。
患者様にとって、心配ごとを言えずにいたり、施術の説明が一切ないなどのコミュニケーション不足はストレスでしかありません。
これでは、どんなに技術の高い治療院や施設でも通いたくなくなってしまいますよね。
百彩整骨院では、施術中のコミュニケーションを大切にしております。
そのため、施術後は安心され、また納得されたうえでご帰宅いただく患者様が多く、その結果、目標達成まできちんと継続してお通いいただけているのだと思います。
麻痺を抱える方が通いやすい工夫
当院はもともと“整骨院”ではありますが、脳梗塞リハビリの施術に特化することで、他の整骨院とは少し違う工夫も取り入れております。
たとえば、片麻痺の患者様の転倒防止に努めることはもちろん、施術スペースを広めにとることで、室内の移動もストレスなく行えるように設計。
また施術ベッドも、麻痺を抱える方が向きを変えやすい広さで、心理的な恐怖心が払拭できる低めのものをご用意しています。
また往診にも力を入れています。
病気の発症から日が浅い方ほど、外出は怖いはずです。歩くのがやっとの状態で、電車の乗り継ぎや駅の階段、交通量の多い交差点などを一人で移動するのは、とても心細いことでしょう。
ですから、どうぞ無理はしないでください。私があなたの元までおうかがいいたします。
実際、私たちの患者様で最初は往診で施術をしていたのに、半年後にはお通いいただけるまでに回復された方がいらっしゃいました。
これは、きちんと施術を継続していただいたからこその結果であると感じます。
今後も、片麻痺の方が通いやすい、続けやすいと思っていただけるような工夫は、どんな小さなことでも取り入れてまいりたいと考えています。
患者様の声が一番のヒントです。困っていることや、私たちの配慮が足りないことがありましたら、どうぞお気軽にお知らせくださいね。