脳梗塞後遺症 当院では訪問はり灸の併用を

脳梗塞後遺症の中でも片麻痺、痛み、シビレ、つっぱり感などの症状で悩まれている方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は、これらの症状に対して、当院の自費による片麻痺の機能回復施術と併用して、次回の自費施術の合間に訪問はり灸にうかがえる地域の方にはひとつの選択肢として提案したりしています。
より症状の早期回復につなげていく当院の現状をお伝えしたいと思います。
訪問はり灸(健康保険適応)を受けるには
訪問はり灸を受けるには基本的に治療院に来院出来ない方が対象となります。
※お仕事をされていたり、おひとりで出歩いて行動できる方は訪問はり灸などの対象にはなりません。
例として、
- 寝たきりの方
- 歩行困難な方
- 車イス、歩行器を使わないと移動できない方
などが主な対象の方になります。
施術を希望する場合、まずはお医者様(かかりつけ医師)に訪問はり灸OKという同意書を記載してもらうことで健康保険を適応した訪問はり灸を受けることができます。
医師から同意をしてもらえないと、いくら歩けないからと言っても健康保険での訪問はり灸を受けることは出来ません。
ただし、実費負担による訪問はり灸は可能になりますが・・・。
~注意~
ご自分のお住まいの治療院などでも、訪問できる地域は限られますので、詳しくは最寄りの鍼灸院などに相談してみて下さい。
ちなみに当院の訪問範囲は、
埼玉県入間市、狭山市、飯能市、所沢市、 ※一部の地域として日高市、青梅市、瑞穂町
となっております。
当院の脳梗塞後遺症に対する訪問はり灸施術の効果的な利用の仕方
当院の脳梗塞後遺症による片麻痺機能回復のメイン施術は、自費診療になります。
デイサービス、デイケア施設で介護保険などを利用して、安価にリハビリできるからと言って、必ずしも片麻痺の機能回復にとって良質なリハビリ訓練や施術を皆様が受けれているとは思いません。
当院では自費診療による施術を受けてもらうことで、デイサービス、デイケアなどで行っているパワーリハビリとは違ったアプローチにより片麻痺の機能回復に努めています。
現状、なかなか早期回復に向けて自費診療を、週2回、または毎週受けることは
金銭的にも大変だと思います。
当院では月に1~2回、自費診療を受けていただき、それと併用して訪問はり灸を取り入れることで効果的な片麻痺の機能回復を目指しています。(※ただし、訪問はり灸適応のクライアント様に限ります。)
訪問はり灸のみでは、対処療法にしかならずその場の筋緊張の緩和、痛みの緩和など、症状の現状維持にはなるかもしれませんが、片麻痺の機能回復という点での効果は期待しにくいと考えています。
そこで当院では、自費施術と訪問はり灸を併用することで、相乗効果を感じています。
効果は以下の通りです。
- 次回自費施術までの間に施術効果が低下するのを最小限に抑える。
- 日常生活動作でできる筋緊張、つっぱり感、痛みなどの症状の軽減(回復を妨げる原因の除去)
- 自費施術で残ってしまった筋緊張や症状の軽減
- 片麻痺施術の考え方を理解したスタッフが次回施術日までの空白期間に、はり灸施術を行うことで、患者様の状態を責任者に報告してもらい、今現在の適切な身体状態に保てるようにアドバイスできる。
脳梗塞後遺症に対する当院の訪問はり灸の施術方針
脳梗塞後遺症に対する当院の訪問はり灸の施術方針として
- 片麻痺機能回復の自費施術に対する補助的な役割
- 日常生活動作などで使い過ぎたことによっておこる筋緊張の緩和
- 痛み、シビレなどの症状の軽減
をベースに行っております。
当院の訪問はり灸の片麻痺施術のあり方として、いかに自費施術と自費施術の合間をその時のベストコンディションに保つために行えると良いものと考えています。
まとめ
片麻痺の機能回復に当院では、絶対的に自費施術をおすすめしています。
ただ自費施術はなかなか金銭的にも数多く施術を受けることは大変だと思います。
そこで、当院では訪問はり灸を併用していただくことで自費施術間の状態管理、施術効果維持、かばう動作によってできてしまう筋緊張の抑制、痛み、シビレの軽減に効果を発揮します。
ご自分がいま行っている治療法に訪問はり灸という、もうひとアイテム加えてみてはいかがでしょうか?
当院では、自費施術の効果維持アップ、早期の片麻痺機能回復に向けてご利用するのも一つの方法であることをご提案させてもらうため今回の記事にしました。
※ただし訪問はり灸は訪問できる範囲が決まっております。
ご自分のお住まいに訪問してもらえるのかなど、その地域の治療院にご確認下さい。
ーーー当院の訪問可能地域ーーー
埼玉県入間市、狭山市、飯能市、所沢市、 ※日高市、青梅市、瑞穂町の一部の地域
それ以外の地域の方など詳しい事は当院までお気軽にお尋ね下さい。
~注意~
これらの内容は、当院の片麻痺機能回復の考え方によるものです。
すべての方に当てはまるものではありません。 また、片麻痺の鍼灸施術を否定するものでもありません。
片麻痺の方のより良い回復のための参考になればと思って記述しております。