脳梗塞後遺症・片麻痺のリハビリ『百彩整骨院』

片麻痺の方の重心が健側に傾いてしまう理由

 
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片麻痺の方にとって、リハビリ訓練中によく理学療法士の先生からアドバイスされることの1つとして、

「〇〇さん、重心が良い方な側に傾いていますよ。もっと重心を真ん中にもってくるように、左右均等に重心をかけるように意識してみて下さい。」と・・・。

本人はやっているつもりなのに、どうしても健康な側に重心が寄ってしまう。

毎回同じようなアドバイスが続く・・・。

意識して行っているのにできてないと言われてしまう・・・。

毎回できないでいる自分に、イラダチと嫌気を感じ、そして自分にはもうこれ以上の回復は無理なのかもしれないとマイナスのイメージを持つようになる。

毎回、一生懸命頑張ってリハビリしているのに・・・。

これでは頑張ってリハビリしていても悪循環で意味がないですよね。

では何故、健康な側に重心が傾いてしまうのか、当院の見解を述べたいと思います。

これから述べる内容と、皆様もご自分の状態と照らし合わせて一緒に考えてみましょう!!

 

 

重心が健側に傾いてしまう理由とは

片麻痺によって運動障害や感覚障害におかされたことが、大いに関係してると思います。

皆さんもその通りだと思われている方も多いと思います。

その中でもまず着目しなければならない点として、

  • 分廻し歩行などにより、真っすぐ足を出せないことで、どうしても体を傾けて歩くことで、身体のバランスも、健側寄りになってしまう。
  • 分廻し歩行などにより、きちんと麻痺した足底を着くことができず、筋肉や関節などを含め、脳との正確な情報の伝達のやり取りが行えないため。
  • 感覚障害により麻痺側の足底に荷重した感覚がない、または弱く、麻痺側に体重をかけるのが怖いため、どうしてもしっかり安定して立つことのできる健側に傾いてしまう。

 

ことが主な理由だと当院で考えています。

重心の傾きが改善してくることで、姿勢改善や歩行改善、しいては今まで健側ばかりに重心を置き身体にかけていた負担が大幅に軽減し、シビレや痛み、疲労感の軽減などの症状の変化にもつながると考えています。

 

 

重心を真ん中にするためにすることとは

当院が施術する際、重要視しているポイントとして、

  • 麻痺側の足底にしっかりと体重を乗せられるようにするために、AMZ療法などにより感覚の正常化をすすめています。
  • 片麻痺生活によって作られた筋緊張や痙性をAMZ療法などで取り除き、姿勢や動作のコントロール性を高めることで、重心バランスを良くしていきます。
  • 末梢器官と脳との情報伝達をよくするため神経のつながりを強化していく。

上記のことをしていくことで、重心の改善につなげていきます。

それでは、この3つのポイントについて説明していきましょう。

 

 

麻痺側の足底にしっかり体重を乗せれるようにする

当院では、AMZ療法と独自手技にて、足底にしっかりと体重をのせれているという感覚をつくります。

感覚障害により失われた感覚の正常化をすすめています。

麻痺側に体重を乗せるようにアドバイスされても、実際に体重がのった感覚がない、または感覚が薄いと、重心がどこだかわからないので、いつまでたっても重心を真ん中におくことはできないですよね。

皆さんはしっかりと足底に体重が乗せれている感覚がありますか?

なければそこがそもそもの問題ですよ!!

まずは、足底にしっかり体重を乗せれる感覚を施術にてつくっていきます。

乗せれる感覚がわかれば、地面が支えてくれるという安心感から恐怖心も薄らぎ、重心を真ん中に置くことが出来るようになってきます。

フィーリングが大事です。感じれるかどうかです。

 

 

姿勢保持や動作のコントロール性を高める

片麻痺により健側だけの片脚立ち状態での生活を強いられています。

そのため、転んだりしないように常に全身の筋肉を固めて姿勢保持をしたり、筋緊張により関節を固めて、関節を曲げたりする時の不安定感なくすために、分廻し歩行をしたりしていました。

全身の筋緊張をAMZ療法や独自手技などで、取り除くようにしていくことで、ずーっと力が抜けずリラックス出来なかった体がリラックスでき、麻痺した側にも体重をかけやすくなります。

そのことで、姿勢保持や関節のゆるみから歩行などの動作のコントロール性も高まり、重心バランスが健側に傾くのを軽減していきます。

 

 

末梢と脳との情報伝達を良くするため神経のつながりを強化していく

いわゆる促通というものです。

人間は座る、立つ、歩く、食べる、見る、聴くなど、なにをするにしても必ず脳と末梢器官というすべての器官で、お互いに情報のやり取りをしながら生活しています。

もちろん見たり、聴いたり、臭いをかいだりという5感と言われるものや内臓、筋肉なども末梢器官の1つです。

人間が何かをするために動いたり、見たり、聴いたり、食べたりと日常生活を送る上で、末梢器官と脳との情報伝達を良くするために、神経のつながりを強化していかなければなりません。

そのために当院はAMZ療法という脳を覚醒させ、末梢器官と神経のつながりを促進させる手技を行っています。

片麻痺の治療法の1つに促通療法というものがありますが、当院では筋肉や関節を動かす促通療法ではなく、AMZ療法という脳を活性化するポイントを押圧しながら刺激して促通をはかっていきます。

そうすることで、末梢器官と脳との情報伝達をよくさせ、神経のつながりを強化しています。

 

 

まとめ

片麻痺の皆さんの悩みの1つでもある重心の健側への傾きを良くするためには

3つのポイントとして、

  • 麻痺側の足底にしっかりと体重を乗せられるようにするために、AMZ療法などにより感覚の正常化をすすめています。
  • 片麻痺生活によって作られた筋緊張や痙性をAMZ療法などで取り除き、姿勢や動作のコントロール性を高めることで、重心バランスを良くしていきます。
  • 末梢器官と脳との情報伝達をよくするため神経のつながりを強化していく。

を変えていく必要があると考えています。

ただし、ご自分で努力してどうにかなるという問題ではないと思います。

まずはリハビリや施術などで片麻痺になってしまった体の状態を、元の状態に引き戻すことが先決だと思っています。

例えるならば、

健常な方で体が固い人がいきなり運動するよりも、トレーナー、治療家などが動きやすい体をつくってから運動した方が、よりケガなどしにくく、パフォーマンスも上がりますよね。

片麻痺の方も同じだと思っています。

まずは、麻痺した筋肉の働きが出やすい体を作り、重心バランスの取れる体にしていくことが大事だと考えています。

 

 

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