脳梗塞後遺症・片麻痺のリハビリ『百彩整骨院』

片麻痺、セルフケアでやりがちな手指の筋緊張緩和法とは

 
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当院のブログ記事にお越しいただきありがとうございます。

 

 

ところで、片麻痺の方にとって痙性による筋緊張やつっぱり感は後遺症状の中でも大敵の1つですよね。

 

下肢や体幹のつっぱり感や筋緊張は自分でセルフケアを行うにしても、なかなか片麻痺の影響で体の自由が効かず思うようにセルフケアできないことも多いですよね。

 

でも、麻痺した手指の筋緊張やつっぱり感はというと、麻痺していない方の手で手指を伸ばしたり、まげたりと気軽にいつでも気になる時にストレッチすることができますよね。

 

でも案外良かれと思ってやっていたストレッチですが、かえって筋緊張やつっぱり感が強く感じてしまったなんてことを経験したことはありませんか?

 

そうなんです。

 

今回の記事のタイトルにも書いたように、一見筋緊張やつっぱり感があるので、それを緩和するために気軽にできるストレッチですが、筋緊張を緩和させるどころか逆に強めてしまっているなんてことも・・・。

 

特にストレッチは、セルフケアでやりがちな最もポピュラーな手指の筋緊張緩和の手段だと思います。

 

では、なぜ気軽にできるストレッチがゆえの落とし穴があるのか?

 

次項で、当院が考えている事を述べてみたいと思います。

 

 

そもそもストレッチとは何か?

ストレッチとは、筋肉や腱を伸ばす柔軟運動の一種です。

 

筋肉や腱、靭帯の柔軟性を高めるために状況に応じたストレッチにもいくつかの種類があります。

 

静的ストレッチ、動的ストレッチなど

 

もっとストレッチについて詳しく知りたい方は、インターネットなどでお調べ下さい。

 

ここでは省略させていただきます。

 

 

手指のセルフケアはストレッチがメジャーですよね

片麻痺の方にとって、筋緊張やつっぱり感といった症状の緩和のためにご自分で気軽にできるストレッチは、リハビリを担当している方からも自主訓練やセルフケアとしてするように指導されていることと思います。

 

当然、アドバイスされた通りにこまめにやられていることと思います。

 

がんばってこまめに症状緩和のためにやっているのに、かえって筋緊張やつっぱり感が強くなっているなんて思った方もいらっしゃるのでは?

 

一生懸命握り込んでいる手指を必死にがんばって伸ばしたりしてませんか?

 

ストレッチをしてよく手指を曲げたり、伸ばしたりしても、片麻痺の方にとってはあまり効果がないと思っています。

 

ストレッチした後のほんの少しの時間はいいかもしれませんが、すぐに緊張が戻ってしまいませんか?

 

一時的な症状緩和にはいいかもしれませんが・・・

 

 

なぜストレッチでは手指の筋緊張が緩和しないかの理由

これは健常者の方でも片麻痺の方にも共通して言える理由だと思います。

 

正しいやり方でストレッチが出来ていない

①反動をつけて行っている+早く動かしている

筋肉は反動をつけたり、早く動かそうとすると筋肉は急激に伸ばされたと誤認識をしてしまい筋断裂などの損傷を防ぐために筋肉内の筋紡錘という装置が働き、反射的に筋を収縮させてしまう作用をもっています。

 

そのため無意識に反動をつけたり、早く動かしたストレッチをすると逆に反射作用が働いてしまい、余計に筋緊張やつっぱり感が強まってしまうことにもつながるのです。

 

※筋紡錘とは?

骨格筋の中にある紡錘形の微小感覚器、筋肉がどのくらい伸びているかを感知し、手足の位置、運動、重量、筋緊張を調整する役割がある。

 

 

 

②呼吸を止めて力んだ状態で行っている

痙縮や筋緊張が強い場合、強引にストレッチをしようとすると呼吸まで止めて力んだ状態で行っては身体が緊張状態になり、かえって筋肉が硬くなり十分に弛緩させることができない。

 

それどころか呼吸を止めることで血圧が上がり、身体への負担も大きくなり再発リスクを高めることにもつながってしまいかねません。

 

※仮に正しいストレッチができていたとしても、一時的な症状の緩和にはなっていても筋緊張やつっぱり感などの根本解決につながっているとは到底考えにくいです。

 

 

当院では、痙縮や筋緊張、つっぱり感などの根本的な解決のための重要なファクターを1つづつ取り除きながら施術を行っています。

 

 

 

 

 

まとめ

手指が握り込んだり、手指の緊張やつっぱり感が高まるとつい手指を伸ばそうと半ば強引にストレッチして伸ばしたりしようとしてませんでしたか?

 

でも辛いとストレッチしたりして伸ばして少しでも筋緊張やつっぱり感がやわらげばいいと思いますよね。

 

でも、つい手指の筋緊張緩和でやりがちなストレッチですが、なぜストレッチをしても筋緊張が緩和しないかおわかりいただけましたか?

 

ストレッチをすることが悪い訳ではありません。

 

辛い時には症状緩和のために手指を伸ばしたりとストレッチしたくなるのもわかります。

 

しかし、手指の握り込みや、筋緊張、つっぱり感などの根本的な解決にはつながっていない事を理解しておいてください。

 

仮に行うにしても専門家の指導などを仰ぎ、十分にストレッチのやり方を理解して正しく行う事が大切です。

 

手指の筋緊張やつっぱり感が良くなるには、麻痺した機能の機能回復が本当の意味でのセルフケアなのかもしれませんね。

 

 

〜注意~

ストレッチ自体を否定している訳ではありません。

やり方や使い方によっては、大変効果のあるものだと考えています。

また、当院のストレッチに対する考え方には個人差があると思っています。

すべてのご判断は自己責任のもと行うようにお願い致します。

 

 

 

 

 

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