脳梗塞後遺症・片麻痺のリハビリ『百彩整骨院』

片麻痺 手指の握り込み防止対策

 
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片麻痺症状において、手足が動かない、動くけど思うように動かせない・・・。

 

なんて、そんな悩みを抱えた方が大多数だと思います。

 

しかし発症から数年が経つにつれ、動きの改善は半ば諦め、それよりも痙性が高まったことによる筋緊張やつっぱり感、それに伴う痛みやシビレで悩んでいる方のほうが多くみうけられるように感じます。

 

その中でも手指の握り込みが強くなってきて指が曲がったままかたまって、ひどい方は曲がった指の爪が皮膚にめりこみ痛くてどうしようもないので何とかしてほしいと思っている。

 

発症から年数が経過した方によく聞く代表的な悩みの1つだと言えると思います。

 

そこで今回は、「握り込み防止対策」をテーマに当院の考え方を述べていきたいと思います。

 

 

手指の握り込みとは

脳卒中後遺症状の1つに手指の握り込みという現象があります。

 

この記事を読まれている方の中にも、自分もそうだと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

読んで字のごとく、簡単に言うと、手指がグーの状態で硬く握ったままの状態を指します。

 

片麻痺には、大きく分けて弛緩性麻痺と痙性麻痺の2つのタイプに区別することができます。

 

手指の握り込みは、痙性が高まり筋緊張やつっぱり感が強く出現している痙性麻痺の方に見られることが多いです。

 

※筋肉が弛緩した状態にある弛緩性麻痺の方に握り込みがないわけではありません。

 

手指と同様に、足の指が握り込んだ状態のことをクロートゥーといいます。

 

 

手指の握り込みの原因とその影響

片麻痺になられた方なら薄々感ずいている方もいるかもしれません。

 

今ある残存機能を低下させないように、またはもっと動かせるようになるために一生懸命リハビリ訓練、自主訓練をがんばっているのに・・・。

 

良くなるのとは裏腹に年々、体が固くなってきているような・・・、それに以前は手指が開いたり閉じたりと動かすことが出来ていたのに、最近では筋肉に引っ張られて固まってしまっている感じがしていると・・・。

 

そうなんです。

 

リハビリ訓練、自主訓練を必要以上にやりすぎたり、誤ったリハビリを行った結果、過度の反射や連合反応などを引き起こし、痙性を高めて手指の握り込みを増長させてしまう原因となってしまうのです。

 

手指の握り込みが強い=痙性状態も強く体全体の筋緊張も強い

 

ということが当然多く見受けられます。

 

このような状態では血行不良による回復力の低下、痛み、シビレの増大、感覚障害の増大など身体のいかなる所にも影響がでてきてしまいます。

 

特に握り込みが強くなることで手のひらの皮膚に爪がめり込み、傷口からばい菌などが入り感染症などを引き起こしてしまうなんてことも・・・。

 

手指が握り込んでしまう影響ははかりしれないものがあります。

 

ましてやこのぐらいまでになると、就寝中に体が悲鳴を上げるなんてこともしばしばだったりして・・・。

 

 

手指の握り込み防止対策として

手指の握り込みをなくし、動きの機能回復を目指すために、手指をマッサージしたり、ストレッチしたりといろいろされているのでは?

 

と思います。

 

その場での握り込みの辛さを取り除くにはマッサージやストレッチは有効かもしれません。

 

しかし、なぜ握り込みが何故起きるのかの原因をなくさないことには本当の意味での改善にはなりません。

 

手指の握り込み防止対策のポイントとして、

 

  1. 痙性を抑制する
  2. 過剰なリハビリなどで、体を使いすぎない事(痙性が高まってしまうので)
  3. 体を休める事も立派なリハビリ訓練である

 

この3つを意識することで、ストレッチやマッサージなどの一時の改善を求めるよりも、本当の意味での手指の握り込み防止の対策になると思っています。

 

しかし、パワーリハビリや歩行訓練など日々動いて今の状態を維持してきた方にとって、体を休める、使わない=訓練をさぼっているように見える、または動かなくなったらどうしようという不安があり、なかなか実行に動かせないという方も当院の体験施術を受けたクライアント様にも何名かいらっしゃいました。

 

まずは、試しに3日間程度手指の握り込み防止対策のポイントを意識することから始めてみて下さい。

 

ただし、訓練だけではなく、日常生活での動作も極力控えて下さい。

 

そうでないと体の違いが微々たる変化では、比べようがないと思いますので・・・。

 

 

まとめ

手指の握り込み症状でお悩みの方は、その症状が辛いからついマッサージやストレッチなどしてもらい少しでも和らげようとしていると思います。

 

でも、少し立ち止まってよーく考えてみて下さい。

 

握り込んでしまう原因を考えて、それをなくしていかなければ本当の意味での改善にはつながらないと思います。

 

まずは握り込み防止対策の3つのポイントを意識して生活してみるといいと思います。

 

手指の握り込み防止対策のポイント

  1. 痙性を抑制する
  2. 過剰なリハビリなどで、体を使いすぎない事(痙性が高まってしまうので)
  3. 体を休める事も立派なリハビリ訓練である

 

※ただし、1にあたる痙性の抑制に関してはご自分で意識した生活を送ることも大事ですが、専門家のリハビリ訓練や施術なども必要になります。

 

でも2,3はご自身で意識することで変えられる事柄です。

 

少しづつ意識してみて握り込みの症状を改善してみませんか?

 

 

ー注意ー

これらの内容の判断はすべて自己責任で行って下さい。

当院では一切の責任をおいかねますのでご了承下さい。

 

 

 

 

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