脳梗塞後遺症・片麻痺のリハビリ『百彩整骨院』

片麻痺 手のリハビリ ミラー療法

 
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片麻痺の方にとって、手の機能回復でお悩みの方は多いと思います。

 

 

どのようにリハビリしたらよいのか?

 

何のリハビリを選択して行えば良いのか?

 

なかなか一般の方ではどうしてよいのかわかりにくいところですよね??

 

今回は手のリハビリ法の一つとして、ミラー療法なるものを簡単にご紹介できればと思っています。

 

お手軽にできるリハビリ法としても知られている療法でもあるかと思います。

 

手のリハビリでお悩みの方の1つの機能回復の手段になればと思い、書き記したいと思います。

 

 

 

ミラー療法とは

その名の通り、鏡を用いた療法でアメリカのカリフォルニア大学のラマチャンドラン博士によって、元々は腕を切断した人の幻肢痛に対応したものでしたが、脳卒中片麻痺の方にも効果が認められたことで現在では片麻痺のリハビリ法としても取り入れられています。

 

良い方側の手を鏡に映し出すことで、鏡の作用により麻痺した側の手として映し出されます。

 

その映し出された手があたかも動いているのでは?

 

と思い込ませることで麻痺の機能回復につなげる療法です。

 

 

 

ミラー療法のやり方

ご自分から見て良い方側の手を鏡に映し、鏡の作用で麻痺した側の手として映し出します。

この状態で良い方の手をグーパーしたりと動かします。

 

そうすると、鏡に映し出された麻痺した手があたかも動いているように脳が錯覚を起こします。(実際の麻痺手は動いていない。)

この錯覚を利用することで、

 

脳には、「麻痺した手は動いているんだ!!」

 

と信号が入り、脳と神経のつながりを強化し機能回復につなげていきます。

 

 

ミラー療法を行うにあたって実施の際、細かい時間の設定や決まり事はないようですが、集中力など加味すると短時間5~10分程度が望ましいと思われます。

 

定期的に継続して行えるといいと思います。

 

行っている時は、ご本人に鏡を見て集中してもらいます。

 

その際、手が動いているようにイメージしてもらうことがとても重要になります。

 

※基本的に鏡を見ているだけで十分に脳を刺激できます。

 

鏡の裏に置いた麻痺手を実際に動かすのも、応用として行うのに良いと思います。

 

~注意事項~

※ミラー療法を行う時の注意事項としては痛みや、めまい、気分が悪くなったり、ストレスを感じるような場合は即座に訓練を中止して下さい。

 

また、高次機能障害がある方には不向きなところがあるようです。

 

 

 

まとめ

手の機能回復のリハビリでお悩みの方には、ミラーボックスを作りさえすれば(安価で手軽)ご自身でも手軽にできるリハビリ法として、行ってみる価値はありますよね。

 

でもお一人で行うには、根気が必要になります。なぜなら、ただ鏡をみてイメージしているだけの単純な作業になるからです。

 

ただし、手のリハビリ法に限らずどのリハビリを行うにしても言えることは、訓練や施術の効果には個人差があり、すべての方に有効というわけではないことをご理解して下さい。

 

また、手のリハビリ法にはミラー療法以外にもいろいろな療法が存在しています。

川平法HAND療法CI療法など、それぞれが特色を生かし片麻痺の手の機能回復のリハビリ訓練に取り入れられています。

 

手の機能回復でお悩みの方にとって、自分には何が最良の選択なのか?

 

その参考になればと思っています。

 

 

当院の見解として

ミラー療法で手を動かそうと自主リハビリする前に、”手を機能回復させるための大前提がある”と常々感じていることがあります。

 

それは、下肢~体幹にかけての身体機能を高めるように同時進行でリハビリや施術を行いながら、下肢や体幹を安定させ、手が機能しやすい環境を作っていくことが大前提だと考えています。

 

また、当院の手指のリハビリに関して必要以上に動かし過ぎないように日常生活を過ごしてもらい、手の機能回復を目指しています。

 

これらを行った上で、ミラー療法を用いて良い方の手を見て麻痺した手が動いているようにイメージするトレーニングは、運動機能には負担がかからずに自主リハビリとしても良いものではないかと考えています。

 

実施者の脳が疲れない、ストレスを感じない、飽きない程度に自主リハビリとして導入してみるのも、当院でも今後、一考の予知はあると考えています。

 

 

~注意~

ミラー療法を行うにあたり、すべての判断や行動は自己責任のもと行って下さい。

当院では一切責任は負いかねますのでご了承ください。

 

 

 

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