脳梗塞後遺症・片麻痺のリハビリ『百彩整骨院』

片麻痺 リハビリ ボットクス(ボツリヌス療法)療法

 
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当院のクライアント様のほとんどの方が必ずといって訴える一言が、手または足がつっぱる、ハリ感や筋緊張ハンパないなど、症状の大なり小なりはあれど、必ずといっていいほど手足の筋緊張による痙縮を訴えています。

 

当院のクライアント様の中には、

「片麻痺である自分たちにとって、体が動かないという運動麻痺もさることながら、もっとも辛い症状の1つとして、痙性や痙縮によるつっぱり感とその痛みだと思いますよ」

と・・・。

 

健常である私たちからみれば運動麻痺による体が動かないということばかりに目が行きがちです。

 

しかし片麻痺の方たちは、つっぱり感とその痛みに日々悩まされているといっても過言ではないと思います。

 

常にちょっとした動作や、ほんの少し刺激が加わっただけでも反射や反応などが起こり筋緊張をつくり一度緊張した筋肉はなかなか力を抜いたり、緩めることが難しいなんて方もこの記事を読まれている方の中にも多いのでは?

 

と思います。

 

そしてそのつっぱり感や筋緊張、痙縮を抑制する効果があるボトックス療法にご興味のある方も多いのではと思います。

 

今回は、このボトックス(ボツリヌス療法)療法について、当院の見解を交えながら、お話ししたいと思います。

 

 

 

ボトックス(ボツリヌス)療法とは?

主に、片麻痺の痙縮などに対する筋緊張やつっぱり感、痛みを抑制するために、ボツリヌス菌が作り出す天然の

タンパク質(ボツリヌストキシン)を成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。

 

ボツリヌストキシンには、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用を利用しています。

 

そのため注射すると筋肉の緊張をやわらげることができるため、手足のつっぱりを抑え、動かしやすくさせるとともに、疼痛緩和などの効果も期待できると言われています。

 

通常のボトックス注射の効果は、3~6か月程度持続され、その後徐々にその効果も消失していきます。

 

効果を持続させるために、装具療法やリハビリ訓練との併用が望ましいです。

 

また年に数回、定期的にボトックス注射を繰り返し行う事で、痙縮の抑制やリハビリ効果を高める目的で行う必要があります。

 

※ボトックス療法にご興味のある方は、行っている各医療機関へお問い合わせください。

 

 

 

ボトックス療法の効果について

ボトックス療法をしたことでの効果として、

 

  • 介護者の負担軽減
  • 関節拘縮、関節の変形の抑制につながる
  • 痙縮、つっぱり、筋緊張などの抑制でリハビリ訓練がしやすくなる
  • 日常生活動作がしやすくなる
  • 疼痛緩和

 

などの効果が期待されるとのことです。

 

ここでよく勘違いされるのが、ボトックス療法は決して麻痺の改善にはつながっていないということを理解しておいて下さい。

 

それはどういうことかというと、ボトックス注射することで硬くなった筋肉を柔らかくし、日常生活動作やリハビリを行いやすくすることが期待できるものであって、注射をしたことにより動かなかった手足が動かせるようになるわけではありません。

 

 

 

まとめ

ボトックス療法について、なんとなくご理解いただけたでしょうか?

 

痙縮の痛みやつっぱり感、筋緊張で悩まれている方にとってボトックス療法は1つの軽減手段、対処療法としては有効なのかもしれません。

 

しかし、ボットクス療法により、片麻痺が改善するわけではないことを十分理解しておいて下さい。

 

当院でもボトックス療法を行っていたクライアント様がいらっしゃいましたが、当院の施術にてつっぱり感や筋緊張、それにともなう疼痛の改善もみられ、現在ではボットクス療法をやめても以前より症状が改善され、「一晩寝ると筋緊張が取れている」と喜ばれております。

またこの方は、痙縮や筋緊張などの改善をはかり、片麻痺の機能回復にはげんでいます。

 

 

 

ボトックス療法は、上下肢の痙縮に対して医療機関で保険が適応になります。

 

身体障害者の等級により、医療費の自己負担分の金額または一部助成が受けられます。

 

受けられない方は、医療費が高額になることもあります。

 

 

当院の見解

痙縮やそれにともなうつっぱり感や疼痛に対してボトックス療法は1つの治療手段ではあると思います。

 

でも本当の意味での痙縮改善や片麻痺の機能回復になるとは思えません。

 

なぜなら、効果がなくなったら、繰り返し行うということは、ボトックスをしたことによって症状が改善したとは言いにくいからです。

 

どのようにしたら本当の意味で痙性が抑制され、痙縮や体のつっぱり感、筋緊張や疼痛が改善していくかを考えた施術をすることが重要であると考えています。

 

これらを実践するには、長期的な展望が必要になってきます。

 

 

リハビリを進めていく上で、金銭的な面も含めご自分の将来がより良い生活を送るために何を選択していくか、良くお考えになり、決めることが大切だと考えています。

 

片麻痺の方がご自分にとってよい選択が出来る、その参考までの記事になれば幸いです。

 

 

~注意~

すべての判断や行動は自己責任のもと行って下さい。

当院では一切責任は負いかねますのでご了承ください。

また、ボトックス療法を否定するものでもございませんのでご理解ください。

 

 

 

 

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