埼玉県所沢市 脳出血による左片麻痺 40代 男性 経過報告

最近新たに、体験施術から本格的に施術を開始した方の変化を簡単にご報告させていただこうと思います。
まだまだ、これから施術していくにあたり紆余曲折があり、片麻痺の機能回復は長期戦になってきます。
当院としては、ご本人様に『ご自分の目標を立ててもらい、どこまで施術していくか』を、お体の状態を確認しながら進めていきましょう。と伝えました。
体験施術を含め3回目までの施術での変化と経過を報告します。
体験施術前のお体の状態について
このクライアントさんは約9年間、左片麻痺に苦しめられていました。
40才代 男性 脳出血による左片麻痺
2010年 8月発症
当院来院前は、週1回デイケア通所によりリハビリ訓練、3ヶ月に1度ボトックス療法など行う。
今現在、気になる症状(自覚症状)として
- 左片麻痺による運動機能障害。
- 左下肢(特にふくらはぎ)のつっぱり感や張り感。
- 左肩および肩甲骨周辺のつっぱり感や張り感。
- 左肘が曲がった状態で伸びにくい。
- 左手指がグーの状態で緊張していて指が伸びない。
などを主に訴えられていました。
実生活では、社会復帰もされているし、日常生活は不自由はあれど、しかっり送れています。
ただ、歩く際の分廻し歩行や、麻痺側上下肢の筋緊張は強く出現している状態でした。
体験施術を含め3回の施術を終えて
※治療家目線からみた感想です。 効果を保証するものではありません。
- クロ―トゥーが緩んでいる。
- グーで緊張していた手指が、やわらかくなった。
- 肩甲骨まわり、下肢の筋緊張の軽減。
- 歩行時の左肘が伸びやすくなり腕が下がるようになってきた。
- 分廻し歩行が軽減してきた。
- 麻痺側に荷重が少しづつできる感じで、しっかりバランスよく立てている感じになってきた。
などの変化が見られています。
今後は、今現在のような著しい変化は当然見られにくくなると思います。
なぜなら、今までリハビリをしていても変化がなかった状態だったため、変化があるとすごく良くなったように感じるからです。
定期的な施術とご本人様の努力により確実に少しづつですが、麻痺側の機能回復につながると考えています。
9年間がんばってリハビリをしてきても現状維持だったお体の状態が、これから施術を継続することで希望の光が見えてきたとご本人も喜ばれています。
少しづつでも麻痺側の機能回復が進み、より良い生活が送れるようになってもらえればと思っています。
体験施術後のご本人の感想について
ご本人様の了承を得て公開させていただいています。
ご参考までにお読み下さい。
まとめ
この方は、従来までのパワーリハビリに疑問をいだき、少しでも良くなりたいという思いからインターネットで当院のホームページをみつけてくれました。
当院の片麻痺施術の考え方にご納得された上で、自分と同じように片麻痺で悩まれている方に少しでも多く知ってもらいたいと公表を了承してくださり、ご厚意で記事にさせてもらっています。
まだまだいろいろな治療法やリハビリの考え方があると思います。
パワーリハビリという考え方を捨てきれず、当院の考え方に賛同できず施術を継続されなかった方もたくさんいます。
この方のようにパワーリハビリ以外の方法で、9年間も片麻痺で苦しめられていた症状が少しづつですが、変化を遂げて片麻痺の機能回復への道をたどっている事実を知って頂きたく記事にしました。
このことがすべての片麻痺の方に良い施術、方法であるとは、到底思ってはいません。
片麻痺の症状で悩まれている方の良くなるための1つの考え方、または方法だという選択肢になってもらえればと思っています。
ご参考までにお読みになってもらえれば、掲載させていただいたクライアント様も喜ばれることと思います。
まずはこのクライアント様の片麻痺の機能回復が、ご本人様にもこの記事を読まれている方にも本当の喜びになるものと思っております。